今月のトピックス? ::: 2008/03/11 (Tue) :::

“チーム・マイナス6%”が提唱する温室効果ガス排出量削減への6つのアクション
──エコ生活で、快適節約生活を!

地球温暖化抑止を目的とした条約を実現するために採択された「京都議定書」は、2005年2月16日に発効された。本議定書によって日本は、2008〜2012年の間に温室効果ガス排出量を1990年比で6%削減することを約束している。そこで環境省では、この目標を達成すべく、国民的プロジェクトを立ち上げた。それが“チーム・マイナス6%”だ。運営事務局では現在、ホームページ上で6つのアクションを提唱している。実はこのアクション、エコ生活になると同時に財布に優しい節約生活にもなる優れものだ。

***

■Act1:温度調節で減らそう

 冷房の設定温度は28℃、暖房時の室温は20℃にしよう─これは、「クールビズ」「ウォームビズ」など主に服装の面から快適さを追求し、冷暖房器具の設定温度を押さえ、温室効果ガス削減を目指す活動のことだ。特にクールビズという言葉は広く知られるようになり、導入する企業も増えた。素材・デザインなどからコーディネートに至るまで、さまざまなかたちで提案されており、服装以外にもミントなどの香りを活用するといった清涼感を感じる工夫も行われている。夏にクールビズを実践すると体感温度は2℃下がり、また冬に手袋を着用すると、セーター1枚分の温かさに匹敵するそうだ。できるだけ冷暖房器具に頼らず快適に過ごす工夫をしよう。

■Act2:水道の使い方で減らそう

 シャワーを1分間出しっぱなしにすると、10リットルの水が流れていく。ガスや電気を使ってわざわざお湯にしたものを捨てているなんて、水だけではなく、ガスや電気ももったいない。また、普段の生活の中で当たり前のように水道から水が出るのは、電気の働きのおかげだと心得ておかねばならない。頭や身体を洗うとき、歯を磨くとき、必要のないときにはこまめにシャワーや水道を止めることが大切。そんな心がけひとつで節約できるのは資源だけではない。光熱費節約という財布にも優しいエコなのだ。

■Act3:自動車の使い方で減らそう

 自動車の排気ガスが環境に良くないことは皆知っている。停車時・駐車時の“アイドリング・ストップ”という言葉も一般的になった。実は、アイドリング1分で、約0.014リットルのガソリンが消費されている。1日5分のアイドリングをやめれば、300日で21リットルのガソリンが節約できる。2008年1月現在、レギュラーガソリン1リットルを155円として計算すると、3255円の節約になる。原油価格が高騰する現在、ガソリンの無駄遣いはしたくないもの。アイドリング・ストップは、温室効果ガス排出量を減らすと同時に、家計を助けるのだ。

■Act4:商品の選び方で減らそう

 住宅や電化製品などの大きな買い物ほど、エコ製品を選んで購入するようにすると、後々の光熱費に大きな影響が出るようだ。特に注目すべきは“省エネ”機能。古い電化製品を使うより、新しい省エネ機能付きの電化製品を使った方が、光熱費などのコストがはるかに少ないということもある。長い目で見て得をする製品を選ぶことが大切だ。温室効果ガスの削減には、家庭の役割がもっとも重要だと言われ、最近ではクリーンエネルギーとして太陽光発電も注目されている。

■Act5:買い物とごみで減らそう

 過剰包装をしない──1人が1年に使用する手提げ袋は、230枚にも及ぶという。最近では人気のブランドショップがエコバッグを販売するなど、徐々に専用の買い物袋を携帯する動きが表れている。また肉や魚を購入する際についてくるプラスチックトレーは、後で回収するだけではなく、その場で捨てて帰ることができるシステムを導入した店もある。袋を持参するとポイントが貯まるサービスを実施しているところもあり、エコバッグを持っていると、お得なサービスが受けられる場合が多い。

■Act6:電気の使い方で減らそう

 「待機電力」という言葉をご存じだろうか。これは、電気製品を使用していないときに、タイマーなどのために消費される電力のこと。オーディオ機器やテレビ、電子レンジなどがその代表例だ。実はこの待機電力、家庭の消費電力の7%にも及ぶという。1世帯で1年間に使われる電気量を3,000kWhとすると、待機電力は210kWh。ある電力会社の電気料金表から換算すると、約4,000円ほどになる。すべてではないにしても、使っていない電源プラグは、こまめにコンセントから抜くことをお勧めする。

11 | 2017-12 | 01
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -